浜松開誠館・赤い稲妻②(スポーツ報知)

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浜松開誠館・赤い稲妻②(スポーツ報知)

DF原田渉夢、強豪の主将務める双子の弟には負けられない…浜松開誠館・赤い稲妻(2) 全国高校サッカー12・28開幕

2022年12月1日 8時46分スポーツ報知

# サッカー# 国内サッカー# 静岡

最終ラインを統率する開誠館DF原田渉夢
最終ラインを統率する開誠館DF原田渉夢

 原田渉夢(3年)は開誠館の守備のカナメだ。3バックの中央で相手の攻撃を見極め、後輩DF陣に指示を飛ばす。身長178センチながら空中戦も強い。左足からの正確なフィードも大きな武器で、FKを蹴ることもある。

 特別に意識している選手がいる。同時にサッカーを始め、中学まで同じチームでプレーした双子の弟・逸希さん。現在は帝京大可児で主将を務めるDFだ。先月の岐阜県大会で4連覇を飾った強豪で、前回の全国大会で弟はピッチに立っている。「ずっと悔しかった。やっと(自分も)全国に行くことができてよかった」

 今季のプリンスリーグでは2戦2勝。選手権でも戦いたかったが、先月21日の抽選で逆ブロックになり、お互いに決勝まで進まないと対戦できない。開誠館は前回大会準優勝の大津(熊本)と初戦。さっそく「いい相手じゃん!」と激励を受けた。「お互いに上を目指して頑張りたい」と燃えている。

 その大津には191センチと長身のFW小林俊瑛(3年)がいるが、「練習試合をした大学生にも、それくらい大きな選手がいました」と気後れはない。「キーマンのFWを抑えれば勝てる」とイメージもできている。堅い守備から全国初白星をつかみ取る。(里見 祐司)

 ◆原田 渉夢(はらだ・あゆむ)2004年4月14日、愛知県生まれ。18歳。サッカーは小2から。豊田AFC時代に日本クラブユース選手権出場。178センチ、69キロ。血液型B。家族は両親と弟。

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