浜松開誠館・赤い稲妻⑪(スポーツ報知)

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浜松開誠館・赤い稲妻⑪(スポーツ報知)

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「レベルの高い静岡へ」一家で引っ越して成長 GK藤井海人…浜松開誠館・赤い稲妻(11)全国高校サッカー12・28開幕

2022年12月15日 8時47分スポーツ報知

# サッカー# 国内サッカー# 静岡

浜松開誠館の守護神・藤井海人
浜松開誠館の守護神・藤井海人

 2年生ながら、藤井は今夏から開誠館のゴールを守り続けている。プレッシャーもあるが「責任感を持って、失敗を恐れずプレーしています」。11日に広島で行われたプレミアリーグ・プレーオフ決勝では昌平(埼玉)に0―2で敗れたものの、1対1のピンチを何度も止めた。シュートに対する反応は抜群だ。

 旺盛なチャレンジ精神は小学生時代から。故郷の三重を出て「レベルの高い静岡でプレーしたい。もっとうまくなりたい」と4年生の頃から考えていた。その強い思いに静岡県出身の両親が応えてくれた。兄や姉と年が離れていたこともあり、卒業時に3人で静岡市に引っ越し。エスパルスSS静岡で大きく成長した。

 全国選手権でも「チャレンジすること」がテーマ。昌平と同じくらいの強敵・大津(熊本)に正面から挑む。強気の守護神が、大津攻撃陣のシュートを止め続ける。(里見 祐司)

 ◆藤井 海人(ふじい・かいと)2005年5月11日、三重県生まれ。17歳。小1でサッカーを始め、小3からGK。静岡南中時代はエスパルスSS静岡でプレー。182センチ、68キロ。血液型B。家族は両親、兄3人と姉。

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