20251115 高校選手権静岡県大会 藤枝東
○ 0−0 PK 5−4
会場:清水IAIスタジアム
【高校サッカー】全国切符かけた週末の県大会決勝戦ハイライトと週明けの全国大会組み合わせ抽選会結果(静岡)

15日に行われた高校サッカー選手権静岡県大会決勝。10年ぶりの優勝を目指す藤枝東と総体との2冠を狙う浜松開誠館が激突。全国切符をかけた両雄の対戦とあって応援団のボルテージも最高潮に。
静岡の頂点を決める決戦、いざキックオフ。
先にチャンスを作ったのは開誠館。前半3分、11番・岡田がドリブルで持ち込み中に送ったボールを10番・川合。惜しくもクロスバーをたたき先制点とはならず。
対する藤枝東は7分、激しいプレスからボールを奪うと12番・増田。惜しくもゴール左。これもゴールなりません。
さらに藤枝東は20分、10番・泉がクロス!受けた11番・望月、左足でシュート。
対する開誠館は39分、フリーキックのチャンス。最後は13番・礒部。
お互いチャンスをつくるもののゴールならず。前半は0―0で終了します。
ハーフタイム、開誠館の応援席は…。
後半、先にチャンスを作ったのは藤枝東。13分、こぼれ球を11番・望月。
対する開誠館は19分、フリーキックのチャンス。14番水谷のキックから…7番・間渕へ。ここはうまく合わせられません。
たった一枚の全国切符をかけ、意地がぶつかる決勝戦。後半終了間際には藤枝東にビックチャンス。10番・泉のスルーパスに反応した11番望月。ここもゴールならず。
試合は前後半で決着つかず延長戦に突入。
延長に入って後半2分、藤枝東、ゴール前に放り込むと22番・原田が落としたボール、最後は9番・木全。
結局、延長でも得点は生まれず、決勝では8年ぶりのPK戦に…。
運命のPK戦。
両チーム1人ずつ成功して迎えた2人目。開誠館のキッカーは髙橋。クロスバーに当てます。
藤枝東の2人目は木全。守護神・吉田がビッグセーブ。
その後、全員が成功して迎えた藤枝東の6人目。2年生の原田。
藤枝東、10年ぶりの優勝とはなりませんでした…。
一方、壮絶なPK戦を制した開誠館。選手たちの目には涙が…。
(浜松開誠館 応援席)
「(GK)壮馬 ナイス」
「サッカー部の皆さん頑張ってください(全国)応援に行きます」
(浜松開誠館 GK1 吉田 壮馬・3年・PK2本ストップ)
「自分たちの目標としている国立で絶対に勝って、優勝できるように頑張る」
(浜松開誠館 MF10 川合 亜門 主将・3年)
「去年(決勝で敗れている)悔しさをバネに1年間やってきたので、今回優勝できて、とてもうれしいです」
浜松開誠館の皆さん、優勝おめでとうございます。
そして、17日午後、東京・日本テレビで全国選手権の組み合わせ抽選会が行われました。
抽選の結果、浜松開誠館の初戦は12月29日、初出場となる長崎・代表の九州文化学園と対戦することになりました。
また、ベスト8までのブロックには、福岡の東福岡や岐阜の帝京大可児などが入りました。
(浜松開誠館 川合 亜門 主将)
「国立競技場でプレーすることを目標に1年間やってきたので、国立競技場に向かって一戦必勝で頑張りたい」











