高校選手権決勝トーナメント準々決勝 2024/11/2
◯ 藤枝明誠 2-1 服部 森下
会場:エコパ メインスタジアム
【速報】全国高校サッカー選手権静岡県大会 浜松開誠館が2−1で藤枝明誠を下して決勝へ
第103回全国高校サッカー選手権静岡県大会は11月9日、エコパスタジアムで準決勝を行った。第1試合は浜松開誠館が2−1で藤枝明誠を下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。決勝は11月16日、エコパスタジアムで行われる。
浜松開誠館 2(1−0、1−1)1 藤枝明誠
浜松開誠館は前半3分、2年生のMF服部洸太郎(浜松開誠館中出身)がフリーキックをバックヘッドで流し込んで先制。その後は一進一退の攻防が続いたが、後半5分、コーナーキックで生まれた混戦からMF森下太陽(浜松開誠館中)が技ありボレーで蹴り込んで加点した。
藤枝明誠は後半10分に得たPKをMFキング栄志(Honda FC出身)が決めて1点差に迫り、その後も決定機をつくったが、決めきれず。裏に抜け出したMF大西海飛(名古屋グランパスU‐15出身)のシュートは相手GK戸塚陸(浜松開誠館中出身)にストップされ、MF平井大都(SALFUS oRs)のシュートはポストに嫌われた。
浜松開誠館 青嶋文明監督
「選手たちは勝ち切ることに気が進んでしまった。もう少し良さを出せるはずで、内容は評価できないかなと思う。もう少し人とボールを動かしたかった。立ち上がりの得点で、受けに回る展開になり、逆に選手が浮足立ったような感じがした。
奪ったボールをきちっと攻撃に繋げられるかがポイントだと思っていた。普段だったら、もう少し流れるように相手コートに入っていけるが、回数が思ったよりも少なかった。エコパスタジアムはこちらの指示が通らないので、交代を使って戦術的な指示をした。
試合が拮抗するのは分かっていたので、セットプレーの準備はしていた。試合に出てない選手たちが頑張ってくれていて、パターンはたくさん持っている。
主役は生徒たち。自分の理想よりも、彼らの目標を達成することに終始しなければいけないので、そこは意識した。次が一番難しい試合になると思う。切り替えてしっかり準備して、何とか勝負になるようにしたい」
浜松開誠館 1得点1アシストのMF服部洸太郎(2年)
「公式戦でのゴールは初めてだったので、うれしい。ただ、今日はゴールに関わるという点はよかったけれど、それ以外でボールに関わる回数はいつもよりも少なかったので、決勝ではもっとボールに関わりたい。
奪った後、相手に触られることが多くて、特に後半は守備の時間が多かった。もう少し自分が落ち着いて相手をいなすことができれば、マイボールの時間が増えたかなと思う。決勝は得点して、来年につなげられる試合がしたい」
浜松開誠館 2点目を決めたMF森下太陽(3年)
「セットプレーからのゴールは?本当は最初のシュートで決めたかったけれど、うまく当たらなかった。服部がうまく拾ってパスをくれたので、テンポよくシュートを打てた。3戦連発?あまり意識していなかったけれど、取れてよかった」
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