中学総体静岡県大会 新聞記事(静岡新聞/スポニチ)

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2022/7/29 静岡新聞

⚽開誠館が雪辱V 川合2得点に絡む 静岡県中学総体・サッカー

13時間前

 3大会連続で同じ顔合わせになったサッカー決勝。浜松開誠館が2-0の快勝で、2大会続けて敗れていた静岡学園に雪辱した。4年ぶりの頂点に、主将のMF川合は「相手を圧倒する気持ちで戦った。チームの成長を実感できる試合だった」と自信を深めた。

浜松開誠館―静岡学園 後半26分、CKに頭で合わせて追加点を奪う浜松開誠館の川合亜門(右端)=藤枝総合運動公園サッカー場
浜松開誠館―静岡学園 後半26分、CKに頭で合わせて追加点を奪う浜松開誠館の川合亜門(右端)=藤枝総合運動公園サッカー場

 決勝へのモチベーションを高めようと、27日の準決勝後に最近の試合映像を確認。激しい守備から攻撃へ展開する理想的な試合運びができた今春のリーグ戦を振り返りながら、岡本監督が「本当にいいチームなんだ」とイレブンを鼓舞した。
 選手は立ち上がりから勢いに乗った。前半7分、川合の左クロスをMF榛村が頭でたたき込んで先制。終了間際の後半26分には川合が、CKから「大事なところで得点できた」という貴重なヘッドで勝利を決定づけた。
 「チームはもっと成長できる」と強調する川合。東海大会に向け、「優勝して全国に行く。より高いレベルを目指し続けたい」と新たな目標を掲げる。

 ■静学、主導権奪えず3連覇逃す
 静岡学園は主導権を奪われたまま逆転できず3連覇を逃した。主将のMF前田は「先制されたことが痛かった」と険しい表情だ。
 準決勝までの4試合は38得点1失点。一度もリードを許さず圧勝した。特に前半は全て無失点だった。決勝は逆に、早い時間帯で追う展開となった。前田は「相手のペースを崩すことができなかった」と反省する。
 シュート数は浜松開誠館より2本多い9本ながら、一度もゴールネットを揺らすことはできなかった。接戦での勝負強さは東海への課題だ。前田は「日々の練習を必死にやるしかない。シュートの決定力を上げ、全国に必ず出場する」と気持ちを切り替えた。

スポニチ記事 2022/7/29

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